2017-10-26

プレスリリースを行いました

弘前大学大学院医学研究科の多田羅洋太助教・須藤晋一郎助手・伊東健教授のグループによる研究
グリコサミノグリカンの新機能-グリコサミノグリカンがコラーゲン分解を調節することを発見-

について、本日プレスリリースを行いました。
本研究は、酸性条件下で硫酸化グリコサミノグリカンがコラーゲン線維に結合することで、耐酸性コラーゲン線維が形成されることを初めて発見したものです。今後、コラーゲン線維分解においてグリコサミノグリカンが担う役割を明らかにすることで、骨吸収におけるコラーゲン線維の分解メカニズムが解明されていくと考えられ、この基礎研究を基盤とする、骨のグリコサミノグリカンをターゲットとした新しい骨粗鬆症治療薬の開発への展開が期待されます。
本研究成果は、平成29年10月4日(水)にGlycobiology (Oxford University Press) Advance articlesで公開されました。
なお、本研究は、弘前大学若手・新任研究者支援事業および唐牛記念医学研究基金の助成を受けて行われました。

下記リンクから、弘前大学大学院医学研究科/医学部医学科ホームページにおけるプレスリリースとプレスリリース資料をご覧いただけます。(リンク先のNews&Topics 2017.10.26をご覧下さい。)
弘前大学大学院医学研究科/医学部医学科ホームページ