アフリカツメガエルの幼生は四肢(手足)を切断されると、4本(まえあし)又は5本(うしろあし)の指を持つ正常な四肢を再生できます。しかし成体になると再生能力が低下し、1本の棒状軟骨のみを再生します。この再生能力の差の原因はわかっていません。
弘前大学大学院農学生命科学研究科の多田玲美さんと横山仁准教授、東北大学大学院生命科学研究科の東舘拓也さんらは遺伝子組換えの技術を駆使して、四肢のかたち作りでカギになると予想されるゲノム領域の働きを可視化(見える化)しました。 その結果、幼生では再生中の四肢でこのゲノム領域が活性化するのに対して、成体では活性化しないことがわかりました。この発見はヒトのような再生能力が低い動物において、四肢再生のような高度な再生の実現を将来目指す上での重要な手がかりになると期待されます。
詳細は弘前大学HPをご覧ください➡https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/86306/
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四肢の再生能力を“見える化” かたちの再生において活性化するゲノム領域をカエルで実証
アフリカツメガエルの幼生は四肢(手足)を切断されると、4本(まえあし)又は5本(うしろあし)の指を持つ正常な四肢を再生できます。しかし成体になると再生能力が低下し、1本の棒状軟骨のみを再生します。この再生能力の差の原因はわかっていません。
弘前大学大学院農学生命科学研究科の多田玲美さんと横山仁准教授、東北大学大学院生命科学研究科の東舘拓也さんらは遺伝子組換えの技術を駆使して、四肢のかたち作りでカギになると予想されるゲノム領域の働きを可視化(見える化)しました。
その結果、幼生では再生中の四肢でこのゲノム領域が活性化するのに対して、成体では活性化しないことがわかりました。この発見はヒトのような再生能力が低い動物において、四肢再生のような高度な再生の実現を将来目指す上での重要な手がかりになると期待されます。
詳細は弘前大学HPをご覧ください➡https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/86306/
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