2016-05-25

清水森ナンバ

今日は、弘前大学で研究している津軽の伝統作物の一つである、

「清水森ナンバ」についてご紹介します。

 

「清水森ナンバ」は、弘前藩初代藩主 津軽為信が京都から持ち帰ったとされる、400年以上の歴史をもったトウガラシです。
ナンバとは、津軽地方におけるトウガラシの呼び名で、南蛮に由来しているといわれています。
おおぶりで肩の大きく張ったいかつい姿をしているますが、
甘みを含んだまろやかな辛みと風味の良さが特徴で、
ビタミンA,Cが豊富に含まれています。
地元弘前では古くから、香辛料として使われてきました。

昭和40年代後半から安価な輸入物の影響で、作付けが減少しましたが、
この伝統作物を残そうと産学官が連携して栽培を進め、
現在では伝統の味と形を維持した地域ブランドとして、生産が拡大しつつあります。
※青い森の機能性食品素材ハンドブックより抜粋

あと2ヵ月もすると清水森ナンバのシーズン到来です。
加工品での流通が多く、生食用はなかなか手に入りづらいですが、
機会がありましたらぜひ召し上がってみてくださいね!!

現在、次の写真のような商品があります。(一例です)

清水森ナンバ(中サイズ)